なぜ段取りまで引き受けるのか
詳細録音が失敗する原因は、技術であることはあまりありません。ホールが二十二時に閉まる、ヴィオラ奏者が二日目に来られない、どのテイクが使えたのか誰も書き留めていない。たいていはそこです。
どのみち、こちらに回ってくる話です。録音監督をする人間は、ホールがあと何時間使えるのか、稽古の時間がどれだけ残っているのかを知っていなければなりません。ですから段取りも一緒に引き受けます。依頼主に残しておくよりそのほうが早い。
- 音楽監督
- 技術監督
- 稽古の準備
- 奏者の選定
- アンサンブル編成
- 収録会場
- マイクセッティング
- 録音
- 映像
- 編集
- ミックス
- ポストプロダクション
- マスタリング
- 完成音源と映像
機材
詳細マイクは Neumann、Austrian Audio、AKG、Oktava。映像には 4K の Sony ZV-1 が 4 台。録音は CD および放送品質に達します。多くの制作は技術者ひとりで足り、設営には一時間ほどかかります。
成り立ち
Konzertsaal.at はパンデミックのさなかに始まりました。舞台を失った音楽家のための場所として、演奏会を録音して配信していたのです。配信はやめましたが録音は残り、そこから今の仕事になりました。
創設したのはウィーンのヴァイオリニスト Daniel Auner で、2021 年夏からは Damián Posse と二人で運営しています。二人とも音楽の専門教育を受け、今も演奏を続けており、録音技術のほうは大学と個人の講座で後から身につけました。
楽譜をお送りください。
PDF の譜面と、企画について二言ほどあれば十分です。目を通したうえで、費用の幅と日程の案をご連絡します。